自然葬の種類と葬制の意味

自然葬には、土葬や風葬、鳥葬、水葬、洗骨葬、冷凍葬、樹木葬など数多くありますが、1948年に制定された墓地、埋葬等に関する法律や刑法の遺骨遺棄罪の規定により、基本的に散骨を含めた自然葬が違法行為とされて来ました。土葬は、明治30年の伝染病予防法による火葬が開始されるまで行われていました。樹木葬は、墓地、埋葬等に関する法律で墓地として許可された森林の中に埋葬し、墓石の代わりに植樹する埋葬方法です。韓国やイギリスでも自然葬が一般的に行われています。

風葬は、洞窟や崖、木の上で遺体を風にさらし風化させる葬制です。日本の先島諸島など琉球地方や京都の鳥辺野、化野などで行われていました。水葬は、ヒンドゥー教の儀式の一環としてガンジス川で行われています。又、遺体搬送が困難な場合に、世界中で行われています。

鳥葬は、遺体を解体する事無く放置し、ワゲワシなどの鳥類に食べさせる葬制であり、チベットやブータン、ネパール北部、インドのゾロアスター教徒の間で行われています。洗骨葬は、一定期間土葬した遺体を取り出し、骨を洗い移しなおす葬制です。洗骨葬は、中国や北米先住民、アフリカ、インド洋諸国、東南アジア、オセアニアにも広く行われています。琉球地方全域で行われ、洗骨されるまで死者は穢れており神の前に出る事が出来ないとされていました。

冷凍葬は、遺体を冷凍保存するのでは無く、スウェーデンの企業が開発した技術で、遺体を超低温で粉末状にして地下に埋葬し土に返す新しい葬制です。

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