さまざまな種類の自然葬

埋葬に対する考え方の多様化やお墓の継承者問題から生まれた新たな埋葬法方が自然葬です。自然葬にもいくつか種類がありますが、ご遺骨を細かく砕いて海・山・川・湖などの自然の中に撒いて還す「散骨」が最も一般的な形です。自然の中に撒いて還すとは言っても、必ずしも全てのご遺骨を撒かなければいけない訳ではありません。ご遺骨の全てを撒く場合もあれば、大半を墓地に納めた上で一部を散骨する場合もあります。

また「散骨」以外で主な自然葬としては「樹木葬」という形があります。「樹木葬」では墓石の代わりに樹木を植えて墓標とします。これはどこの土地でもできるものではなく、墓地埋葬法という法律に基づいて霊園として許可された土地で行うことになります。国内にも「樹木葬」を受け入れる寺院があり、これらの寺院自体はそれぞれの宗派を持っていますが、埋葬される方の宗教や宗派に関わらず受け入れられています。

また、新たに生まれた「自然葬」の中でも既に多様化が進んでいます。例えば海に散骨する場合でも、キレイな青い海に散骨したいといった方に応え、ハワイやオーストラリアなどの海外での散骨をサポートするサービスもあります。また、ご遺骨を宇宙に運ぶ「宇宙葬」といった個性的なものもあります。最初の「宇宙葬」は1997年にアメリカで行われました。

この時には、ご遺骨を入れた専用のカプセルを衛星ロケットに取り付けて地球の周回軌道上に打ち上げています。ロケットは当然頻繁に打ち上げられるものではないため、希望される方はご遺骨を預けて申し込み、申し込みから最も近い時期に打ち上げられるロケットで宇宙に飛び立っていきます。この時、ご遺族の方はご遺骨の打ち上げに立ち会うこともできます。

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